2025年のM-1グランプリで初の決勝進出を果たし、一気にお笑いファンの注目を集めている「豪快キャプテン」。
吉本興業所属で2019年結成のコンビですが、実は二人の経歴がまったく異なり、その“ギャップ”がコンビの魅力にもつながっています。
この記事では、豪快キャプテンのプロフィールや経歴、芸風、M-1で注目される理由まで、2000文字前後で分かりやすく総まとめしていきます。
豪快キャプテンとは?M-1決勝で注目の漫才コンビ
豪快キャプテンは、ボケのべーやんさん、ツッコミの山下ギャンブルゴリラさんによる吉本興業所属の漫才コンビで、2019年5月に結成されました。
主に大阪の「よしもと漫才劇場」を拠点に活動し、しゃべくり漫才を武器に賞レースで頭角を現しています。
2023年にはM-1準決勝進出、そして2025年には初の決勝進出を果たし、一気に名前が広く知られるようになりました。
豪快キャプテン【M-1グランプリ2025 決勝直前インタビュー】「今年のM-1を、僕ら豪快キャプテンが盛り上げたい!」https://t.co/hzvAzrBgvy#FANYマガジン
— FANYマガジン (@fany_magazine) December 17, 2025
テンポの良さとキャラの対比が強く、多くのお笑いファンが「初めて見たけど覚えた」と語るコンビでもあります。
コンビの結成ストーリー
豪快キャプテンは、元「ダークニンゲン」の山下さん(NSC大阪35期)と、元「セントビンセント」のべーやんさん(NSC大阪36期)が組んだコンビです。
別々の活動を経ていた二人が2019年に合流し、しゃべくりスタイルを基盤にした漫才を作り上げていきました。
後輩のべーやんさんと先輩の山下さんという組み合わせながら、上下を感じさせないフラットな掛け合いが人気の理由の一つと言われています。
コンビ名の通り、豪快で、そして印象に残りやすい方言での漫才の勢いは一度見たら忘れられませんよね。
べーやん(ボケ)のプロフィールと経歴
べーやんさんは1994年10月2日生まれ、広島県出身。
実家も広島にあり、高校までは広島で暮らしていました。
特技は津軽三味線という珍しい一面を持ちながら、学生時代はバスケットボール部に所属していたという“ギャップ”が魅力的です。
高校は広島市立広島工業高等学校で、在学中からお笑いに興味を持ち、「高校卒業後も芸人になりたい気持ちが残っていたらNSCへ行く」という独自ルールを決めていたとのこと。
大学進学はせず高校卒業後に大阪へ移住し、NSC大阪校36期生としてお笑いの道へ進みました。
NSC在学中〜卒業後は「シャカ様ゾーン」「セントビンセント」など複数のコンビを経験し、2019年に山下さんと「豪快キャプテン」を結成。
広島弁の飄々としたボケと、ふと見せる津軽三味線の腕前が、ファンにとって印象深いポイントになっています。
山下ギャンブルゴリラ(ツッコミ)のプロフィールと経歴
山下ギャンブルゴリラさんは1988年7月16日生まれ、兵庫県神戸市西区出身。
学生時代は野球に没頭し、兵庫県立三木北高等学校では野球部キャプテンとして活躍していました。
高校卒業後は大阪経済大学 経済学部 経済学科へ進学。
大学卒業後は証券会社に就職し、山口県で1年間飛び込み営業の経験を積んでいます。
その後、「芸人になりたい」という気持ちを捨てきれず、退職してNSC大阪校35期生として入学したという、異色の“脱サラ芸人”です。
元サラリーマンらしい丁寧な言葉遣いと、勢いのあるツッコミのギャップが魅力で、コンビのバランスを支える存在でもあります。
芸風・ネタ作り・出囃子の特徴
豪快キャプテンの芸風は、べーやんさんの広島弁による飄々としたボケに、山下さんの丁寧で熱いツッコミがぶつかる、しゃべくり漫才スタイルが基本です。
ネタ作りは山下さんが大枠を考え、2人でしゃべりながら仕上げていく方式で、“ネタ帳をほとんど作らないコンビ”として紹介されることもあります。
また、出囃子にはパチンコ「押忍!番長」シリーズの大当たり楽曲が使用されており、山下さんの“ギャンブル好きキャラ”ともリンクしてファンからの認知も高いポイントです。
熱量のあるBGMの効果で、舞台登場から印象に残りやすいコンビと言えます。
豪快キャプテンの主な実績と賞レース成績まとめ
豪快キャプテンは、結成から数年の間に着実に実績を積み重ね、お笑いファンの間で注目度を高めてきました。
特に賞レースでは安定した成績を残しており、実力派コンビとして評価されています。
まず、2020年には「新人お笑い尼崎大賞」で優秀賞を受賞。
若手の登竜門とも言われる大会で結果を残したことで、業界内でも名前が知られるようになりました。
続く2023年には「ytv漫才新人賞決定戦」で3位に入賞。
同年のM-1グランプリでも準決勝まで進出し、漫才ファンの間で「劇場で見ると抜群におもしろい」と話題になるきっかけを作りました。
そして2025年、ついにM-1グランプリで初の決勝進出を果たし、全国的にも大きく注目される存在に。
テレビ番組や劇場出演も増え、大阪よしもとを中心に人気がさらに加速しています。
今後の賞レースでの活躍にも期待が高まる、勢いのある若手コンビと言えそうです。
㊗️M-1グランプリ2025決勝進出🎊
— よしもと道頓堀シアター (@DotonboriT) December 4, 2025
豪快キャプテンさん、決勝進出おめでとうございます✨️
よしもと道頓堀シアターでは、
下記4公演にご出演予定🚚
M-1グランプリ決勝前日の公演もございます🔥
ぜひ劇場にお越しください🥰
12/6(土) 19:00開演… pic.twitter.com/eQtxVAFwTB
なぜ今、豪快キャプテンが注目されているのか
2025年のM-1決勝進出をきっかけに、豪快キャプテンは一気に露出が増えています。
その理由には、2人のバックボーンの“対比”が大きく関わっているように感じます。
べーやんさんは広島で育ち、高校卒業後すぐに芸人を目指した一直線タイプ。
一方、山下さんは神戸→大阪経大→証券会社勤務→NSCという異色のルート。
この“異なる人生経験”が漫才の掛け合いにも自然と深みを与えていると考えられます。
さらに、しゃべくり中心のスタイルとキャラの相性の良さもあり、SNSでは「ネタ中の温度差がクセになる」「2人の会話劇が自然で見やすい」といった好意的な声が多く見られます。
M-1グランプリ2025 ファイナリスト⚡️
— しょこたん*・゚♡ (@shocolatte_610) December 6, 2025
豪快キャプテン🧡💙
改めておめでとう㊗️🎉🎉🎉🎊 pic.twitter.com/HPgzqVjFo2
もう豪快キャプテン大好きになってます
— konaba (@SuPu578) December 14, 2025
まとめ
豪快キャプテンは、べーやんさんの飄々としたボケと、山下さんの丁寧で熱いツッコミが魅力のしゃべくり漫才コンビです。
広島×神戸という異なるルーツや、一直線タイプと脱サラタイプという対照的な経歴が、コンビの持つストーリー性をさらに強くしています。
2025年のM-1決勝進出をきっかけに注目度が高まっており、今後の活躍もますます楽しみですね。
出典一覧
- Wikipedia:https://ja.wikipedia.org/wiki/豪快キャプテン
- 吉本興業公式プロフィール:https://profile.yoshimoto.co.jp/talent/detail?id=7235

