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Pick Up  23JUL07

介護要員

厚生労働省の発表によると2014年までに介護職員を40万人増員の必要があるらしい。
少子高齢化が激しい日本は団塊世代の高齢化によって要介護者が急増し、少子化によって労働力人口が減少しているためだ。このままいけば明らかに介護を受けられない高齢者が続出してしまう。政府としては何とかしなければというところだろうが、どうやって介護職員を増やしていくのか。
介護職員は離職率が高く、人材難が深刻らしい。その原因は何だろう。介護職員として従事するにはヘルパーなどの資格を取得しなければならず、誰もができるものではない。ということは、従事する前の段階で業務の内容はそれなりに理解している筈だし、重労働であることは覚悟の上だろう。しかし、離職率が高いということは、予想以上につらい仕事ということなのだろうか。
介護事業の財源は国の介護保険でまかなうことが多いため、介護報酬として、受け取れる金額には限度があり、お金儲けの職業としては向いていない。需要は多いが儲からない職業だ。その結果コムスンのような問題が起こってしまったり、離職してしまう人が多いということがあるのだろう。
しかし、それ以外にも問題があると聞いたことがある。それは介護を受ける側の問題だ。介護を受けるということは身体に何らかの不自由がある訳で、その歯がゆさのため精神的にストレスが溜まってしまっている。そのストレスをヘルパーにぶつけてしまったり、セクハラまがいのことをしてしまったりという事例があるということだ。被介護者は「自分はお金を払う客だ」という態度で無理を言ったり、気に入らないヘルパーにはクレームを出して、替えさせたりというわがままな人もいるらしい。
勿論、そうでない人のほうが圧倒的に多い筈だし、そう信じたい。しかし、人間とは自分本位で考えてしまうことが間々あったり、本意でなくても時に人に不快感を与えたり、人を傷つけてしまったりすることもある。政治家の不適切な発言が昨今目立つが、それも人を傷つけるつもりがあっての発言とは思えない。しかし結果的に軽口が人を傷つけたり、不快にさせてしまう。
人間社会、もう少し他人の気持ちを慮って行動したら、解決できる問題がもっと増えると思うのだが。

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