先生と呼ばれる人々
最近学校に理不尽なクレームをつける親が増えているらしい。
「母親が起きられないので学校で子供を起こしてほしい」「部活動のユニフォームは学校で洗ってほしい」などなど、理解しがたいクレームばかりだ。こうしたクレームをしてくる親のことを「モンスターペアレント」と呼ぶらしいが、これに対処するために弁護士に助言を求める制度が教育委員会にできたという。これほどのクレームをつけてくる親に問題があることは言うまでもないが、これに対して毅然とした態度で臨めない先生方にも問題がある。
「先生」とは、「教師・師匠・医師・代議士など学識のある人や指導的立場にある人を敬っていう語。」(大辞泉)ということで、敬われる存在のはずである。もそういう先生達が多数いるということは予め言っておきたいが、そうでない先生も多いのだろう。だからこういう親が野放しになってしまう。
かつての学校の先生とは、親や子は文句を言える存在ではなかった。しかし、それをいいことに、先生達のなかには驕り高ぶり、自分を万能だと勘違いし、反対分子を力でねじ伏せる人が出てきてしまった。しかし、その間違いに気付いた世間が、異を唱え出したことにより、先生の地位が下がり始め、それがいつの間にか地に堕ちてしまった、ということだろうか。
先生とは前述のように、学校の先生だけではなく、医師や代議士、またはその他にも弁護士や学者などの有識者についてもそう呼ぶ。最近、このような人々がテレビ番組などでタレントさながらの活躍をしている人がいる。代議士、医者、弁護士などの肩書きを振りかざし、副業にいそしむ姿はいかがなものか。自分が本来なすべき道を逸脱してしまった時、学校の先生と同じ末路をたどってしまうのではないだろうか。自分が先生と呼ばれている存在であるということは忘れないでいて欲しい。

|