| 低価格小型車
50万円を切る小型乗用車が中国で販売されているらしい。
排気量が800CCの「QQ」という車は約47万円、昔おもちゃで流行った「チョロQ」を思わせる名前と風体だ。その他インドやルーマニアでも100万円を切る小型車が販売されている。
かつて高度経済成長期の日本も欧米に追いつけ追い越せで、自動車や電化製品を開発し世界に販売展開してきた。その頃の日本の製品も値段勝負で、日本の製品というと安いけれど粗悪品というイメージが強かったようだ。ところがいまや「世界のTOYOTA」、「世界のSONY」となっている。
今回の低価格小型車に対する今のところの先進国の見方としては、過去の日本製品に対する見方と同じだろう。我々日本人の多くは途上国の50万円の車と聞いただけで、敬遠したくなると思う。安全性は大丈夫?、装備は?、デザインは?などと。
ただ、世界には車は単なる移動手段であると考えている人々や、また、日本人ほど裕福ではない必要に迫られている人々が世界各地にいることを考えると、大きなシェア獲得のチャンスはある。
「三丁目の夕日」を見て、今の中国のようだと温家宝首相が言ったようだが、かつての日本が歩んできた道を中国が歩んでいる。日本のお家芸産業にとって中国は最大の脅威であることは間違いない。
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